入社後も学ぶ意欲を持ち続け、博士号を取得
より高度な知識で新商品開発をめざす
開発部2014年入社(物質系工学専攻 修了)
開発部では主に高機能・高付加価値材料の新規開発や金属3Dプリンターの技術開発を行っています。特に私は金属3Dプリンターの更なる可能性を追求するために日々研究に励んでいます。また、各事業部に対して技術支援を行い、製造技術のサポートにも努めています。
私たちの仕事- 8:00
出社
まずはメールチェックとその対応 - 9:00
解析作業
事業部より依頼された鋳造の湯流れ・凝固解析 - 10:00
試験準備
金属3Dプリンターで造形する試験の準備 - 12:00
昼休憩
開発部の同僚と食堂へ - 12:45
試験実施
午前中に準備した3Dプリンター造形試験を実施 - 15:00
事務所作業
試験結果の整理、試験計画の検討、会議資料作成、情報収集・分析、資材発注など - 16:45
退社
仕事内容とやりがいについて教えてください
入社以来、開発部で主に鋳鉄材の開発に携わっています。鋳鉄材の試験を行い、試験データを収集し、そのデータを分析して部内報告するのが日々の業務です。
最近では金属3Dプリンターの導入により、鋳鉄材に限らず幅広く研究を行うようになり、新たな挑戦への連続です。試験を行う際は常にPDCA【Plan⇒Do⇒Check⇒Action】サイクルに沿って進めることを意識しています。
開発部の仕事はすぐに結果が出るものではありませんが、長期的に携わった研究が特許や論文、学会発表等、目に見える成果として評価されたときに大きなやりがいを感じます。それを実業につなげるまでが私の仕事ですので、新商品リリースを目標に今後も地道に業務を遂行します。
虹技のキャリアアップ体制について教えてください
虹技に入社してからはスペシャリスト育成方針に基づいて入社3年目に会社から大学院に行かせていただき、2020年3月に博士後期課程を無事修了しました。
仕事と学業の両立は大変でしたが、会社から再び学びの機会を与えてもらったので、学生時代とは違い、「虹技の技術開発」という明確な目的をもって前向きに学問に取り組めたと自分では思っています。
私は学生時代も物質系工学を専攻していましたが、再び大学院に戻り虹技が扱う「鋳鉄材」についてのより専門的な研究を最新鋭の設備を使用して行うことができたのは大変貴重な経験になりました。
虹技は仕事に対して真剣で前向きな人材を手厚く育ててくれる会社です。大学院での学びをフィードバックすることで少しずつ会社に貢献していきたいです。
今後の目標とキャリアビジョンについて聞かせてください
現在行っている開発を形にして、商品化につなげることが最大の目標です。
また、虹技では長期的に事業を継続するために、研究開発に特に力を入れています。今後、開発部の人員増を計画しており、私の後輩になる方も入社してくれると思います。キャリアビジョンとして、私はそのリーダーとして後輩たちを引っ張っていけるマネージャーになっていられたらと思い描いています。